2016年もFestive500達成!( ゚д゚ )クワッ!!

   2016年のFestive500は初日から土日の好スタート。まとめて距離を稼ぐことができます。冬のナイトライドはできるだけ避けたいので(ホントに寒いのはカンベン)1日200kmを限度に、最低300km、400km走れれば上出来、として千葉方面に向けてスタート。霞ヶ浦を抜けて鹿島、銚子から九十九里を回ろうという算段です。

  AM7:00に戸田橋集合。

  なにしろ素晴らしい天気!これだけでほぼ成功したようなものです。途中のコメダ珈琲でモーニング。ミニサラダもつけて優雅な朝食です。

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QK 36.3㌔ 順調!#festive500

  お腹いっぱいになって、快調に走り出します、、、といいたいところですが、ずっと市街地が続き、ペースが全然あがりません。それに年末に向けてか交通量も多く、落ち着いて走れるようになったのは土浦を越えたあたりからという有様・・・(´Д⊂グスン

  19:00には銚子あたりの宿でゆっくりしたかったのですが、2時間ほど押してしまっていることもあり目的地を成田に変更。運良くビジホも空いていて宿の確保ができました。宿が決まってホッとして、霞ヶ浦で暢気に写真なぞ撮っていたら、、、

https://www.instagram.com/p/BOY7xhoD5Y_/

112㌔ つくば山と霞ヶ浦キレイ #festive500

 

ガシャーン !!

 

 とバイクが転倒。あーあ、新車なのに・・・と走り出したら、あれ?なんか変速がおかしい? 後ろを走っているS氏も気づいた様子で「なんかギアおかしくないすか?ファイナルロー入ります?」と聞かれ、入れてみると・・・

 

カラカラカラ!!!

 

見事にホイール側にオチてしまいました。ハンガー曲がった・・・ガ━━(;゚Д゚)━━ン!! 

まだ100kmちょっとしか走ってないのに・・・

ファイナルロー含めて何枚か使えないギアはありますが、このへんひたすら平坦だし、まあ問題ないだろうと。だましだまし行くしかありません。

  ここらあたりから信号峠を脱出。順調にペースをあげていきますが、日没とともに気温もグッと下がります。特に成田近辺は人家もないためか気温は2℃・・・ペースは良いですが、しんしんと寒さが募ります。

 

  ホテルは成田駅前のコンフォートホテル成田。程近くに日帰り温泉である華の湯があるので、温泉寄ってからホテル行くかーと言ってましたが、あまりに寒くて先にホテルにチェックイン。21時到着。いったんバイクを置いてタクシーで温泉に。

https://www.instagram.com/p/BOZhaDiDAI0/

GOAL! 203km #festive500

 

ひとっ風呂浴びてビール!カンパイ!!

https://www.instagram.com/p/BOZsFAJDb5d/

寒さがいろいろ奪っていったので、いろいろ補給するよ!

 

なんだかんだで初日はきっかり200km走れました。

たくさん食べてよく寝て・・・(つ∀-)オヤスミー

 

  翌日は成田出発です。昨日とは打って変わって曇天模様。お日様がないから寒い。

なんでもS氏が夜IKEAの配送が来るそうで18時には自宅にいたいとのこと。

えぇぇ・・・

  じゃあ軽く100kmくらいにしておくか、ということで、お昼に世界でいちばんうまいモツ煮込みを食べよう!となり、目的地を噂の太郎@柏に。昨日とは打って変わって順調。信号も少なく、50kmを2時間ちょっとで走りました。目的地には11時に到着。

しかし・・・

https://www.instagram.com/p/BObJOWqDhSo/

まさかの臨時休業!254km プランB求む!

 

ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

まさかの休み!

バイカーも呆然としてます・・・w

 

完全にオレの胃は戦闘態勢に入っていたのに、どうしろってんだ。しかし進むしかない。これからは市街地に入るから店も増えるだろうと。

コメダは・・・もういいやw

 

と思っていたら、なんと我らがくるまやラーメンがあるじゃないですか!

https://www.instagram.com/p/BObN97NDb8d/

捨てる神あれば拾う神あり。まさかのくるまやラーメンを発見!ソッコー入ったね。そして味噌バターチャーシュー麺!うんめえ!(・∀・)

 だいぶ天候は回復してきたものの、気温は全日と比べると随分寒く、あったかいものがありがたかったです。美味しかった・・・ 

 

  そんなこんなで2日目はなんなく100kmを走破。戸田橋到着はなんと15時半。予定時刻を大幅に巻くことができて無事家具の受け取りもできたそうです。えがったえがった。

  はじめてのまともなロングライドだったVivalo Randonneur 別名synecdoche(シネクドキ)。早々にハンガー曲がってちょっとアレな感じで申し訳ありませんでした。致命的なトラブルにならず、よく走ってくれました。 

※ハンガーは別日でイースト・リバーサイクルズで修正してもらって今は快調です!

 

そして、改めて冬のロングライドの注意点

  • やっぱり寒いのは最強&最凶です。防寒は準備してしすぎることはありません。インナーは着替えも持ちましょう。
  • 日没後は2時間がいいところ。となると、やはり19時にはホテルに着くのが理想。自宅スタートだと都市部を抜けるのに時間がかかるため、1日200km走るなら輪行して遠隔地からスタートするべし。

  この2日で300kmちょっとを走破して、残り200kmは近辺ポタリングで誤魔化して、期間内520km達成できました。冬はどうしても外に出るのが億劫になりがちなので、こういうイベントはありがたいですね。

 

さて、Vivaloでフルオーダーしたバイクが納車されて1,000km走ったよ!(´∀`*)ウフフ

今年オーダーしたバイク、Vivalo Randonneur が納車されて、そろそろ1,000kmになるので、軽くファーストインプレッションをエントリーしたいと思います。
 

*VIVALO* Randonneur Complete Bike

 

オーダーコンセプト

「400km以上のブルベを快適に完走できること」
  この「快適に」というのがミソでして、それはヒトによって定義が異なるからです。もっとこの「快適に」を因数分解していく必要がありました。
 
悪天候に強いこと
  いろいろ考えて、これが最優先でした。2年連続でSR獲得して痛感したのは「全行程を天候に恵まれたブルベは稀である」ということでした。僕は遅いのでどのブルベもほぼ制限時間いっぱいかかります。時間がかかればそれだけ天候が変わる可能性が高くなるわけでして。
  このエントリーを読まれている方であればどなたも経験済みかと思いますが、ナイトライドのダウンヒルというのは本当に神経を使うものです。雨でも降られた日には・・・さらに僕は(脚力もないうえに)握力もないので、ダウンヒルしていると手がしびれてうまくブレーキングできなくなってしまい、オーバースピードであわや、というシチュエーションが過去何度もありました。本当にこれは怖いことです。
  そこで悪天候であっても安定した制動力を確保できることや、悪路であっても(地方の道路はトラックや凍結防止剤などで荒れに荒れていますね)ハンドルを取られにくいようなバイクを切実に望むようになりました。
*VIVALO* Randonneur Complete Bike 

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荷物が積めること
  そして上記の副次的な要素として、積載量の問題がありました。
僕は(慎重というより)小心者で、どこに行くにしても荷物を持たないと落ち着かない性分でして、荷物を減らす、ということができません。400以上のブルベの場合、トラブルに備えてあれもこれももっていかなくては!という心配もあり、荷物は増えるいっぽうです。出張から海外旅行含めて目的地に着いてスーツケースを開けると「なぜこんなに大量のパンツが・・・」と絶句することがありますが、同じことがブルベでも起こっています。これをサドルバッグで解決しようとすると、車体バランスが崩れるだけでなく、何かを取り出す度にいちいち店を開けなくてはならず、さらには「とっ散らかる=忘れ物をする」というスパイラルも経験し、改善する必要がありました。
 

*VIVALO* Randonneur Complete Bike

 
安定性があること
  2年間乗り続けているDaccordi、呼称Collagen(コラーゲン)はレスポンシブで仕掛りの良いバイクですが、悪く言えばセンシティブ、もっといえばピーキーバイクで、限界点を超えると途端にダメになります。特に600後半などは判断力も鈍っているので、限界点を超えるようなシチュエーションがどうしても出てきます。そのたびに「!!」ということがあり、もっと鷹揚なバイクだと安心なんだけどなぁと思っていました。
 

*VIVALO* Randonneur Complete Bike

 
ダウンチューブにボトルケージがつけられること
  特段難しいオーダーではありませんが、僕にとってはなかなか解決しづらい問題でした。
というのも僕の背丈だとジオメトリがどうしても限られてくるからです。ただ夏ブルベでは2ボトルは必須ですから、ツールボトルのためになるべくボトルケージは3つ分確保したいところでした。
 

*VIVALO* Randonneur Complete Bike

 

そこで提案

  というような諸々をすっかり行きつけになったイースト・リバー・サイクルズさんに相談したところ、それなら「ランドナー」がいいんじゃないかという結論になりました。2015年も暮れようかとしている時期でした。
  • 剛性確保に前三角はオーバーサイズにして、今風にフィレット仕上げをしたフレーム。BBハイトは少し下げ気味にして、ホイールベースを長めに取ることで安定性を確保。
  • 悪天候や悪路対策に、エアボリュームのあるタイヤとディスクブレーキを採用。さらに握力低下をカバーするため油圧サポートがあるといいだろう。
  • 積載量はフロントバックもしくはパニアバックでカバー。パニアの場合は車体バランスを考えるとフロントが良いか。などなど。
  2016年2月頃に発注。ワガママ&道楽三昧のオーダーでしたが、快く引き受けていただき、2016年9月に納車されました。
 

はじめて乗ったとき、とにかく驚きました。

  このバイクに期待していたことと、はじめて乗って感じたことが、全く異なっていたからです。
 
「なんだこれは」( ゚д゚)
 
  正直そう思いました。
  ディスクブレーキは想像以上に違和感なく使えるし、良く止まる。うん問題ない。ただ、そういうレベルじゃないのです。
 
このバイクはそんなレベルじゃない
 
  刃牙道で武蔵がはじめて渋川先生を見たとき「一本芯が通っとる」と賞賛してましたが、表現としてはそれがいちばん近い。
 
バイクに芯が通っていてすっと走るのです。
 
  良いバイクはヒトと一体化すると思ってましたが、このバイクはその対極です。バイクに乗せてもらってる、という感じです。
 
  安定感は抜群です。車道の多少の段差や轍など気になりません。ディスクブレーキの操作性も相まって、安心してスピードに乗ってカーブに突っ込んでいくことができます。Collagenはとにかくハイサイドやジャックナイフが怖くて、ダウンヒルでは全くスピード出せなかったので(今考えてみればこれが手のしびれの原因にもなっていたのでしょうね)実に快適です。
 

2017年は・・・

とにかく、このバイクでバリバリ走ってみようと思います。慣らしにFestiva500をクリアしたので、次の実戦投入はBRM129花園200。200にはちょっとヘビーデューティー過ぎる仕様ですが・・・w
 

P1040096

 

ロードバイクのタイヤサイズはETRTOがいちばんわかりやすいです( ゚д゚)ハッ!

 そろそろNEWバイクのランドナーが納車されるので、徐々にスペアパーツの発注やら準備なんかを進めていますが、なんだかタイヤサイズがよくわからんことになってます。700Cであればほぼ迷うことはないと思うんですが、今回のランドナーでは650bを採用しました。これが、よく調べてみるとなかなかカオスなサイズ展開となってます。

  そもそも26インチではじまるタイヤにはなんと5つもの規格があります。

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650

650A

650B

650C

26

 

これらサイズは全て区別しなければいけません。なぜかというと「タイヤ内径が違う」からです。「タイヤ内径が違う」=「ホイールサイズが違う」ことになります。

上にあるように、例えばボクにはおなじみの650Cのタイヤ内径は571mmですが、650Bのタイヤ内径は584mmで、13mmも差があります。同じ650だから・・・程度で購入すると使えません。650Bのほうが「タイヤ内径が大きく」、端的に言えば「ホイールが大径化している」ということなります。

  またややこしくしているのが、表記の差です。

  僕らがもっとも親しんでいるのは「フレンチ表記」ですね(700*23Cとか)。これはタイヤ外径とタイヤ幅をミリ表記したものです。そして「インチ表記」これはタイヤ外径とタイヤ幅をインチ換算したものです。ようはどちらの表記もタイヤ外径とタイヤ幅を表記してるに過ぎないわけで、実は大雑把な表記です。また、見誤りやすい表記でもあるので、サイズ展開が多いと誤って購入してしまう可能性が大きいわけです。 

 そこで、登場するのがETRTO(エトルト)表記です。ETRTOはタイヤ幅とタイヤ内径(ビート座直径)を表記しているので、フレンチ表記やインチ表記よりも確実なサイズ選定が可能です。ホイールサイズを基本にして表記すると、650Bの場合は・・・

 

ETRTO表記
インチ表記 フレンチ表記
28-584
26 x 1-1/8 x 1-1/2
650 x 28B
32-584
-
650 x 32B
37-584
26 x 1-1/2 x 1-3/8
26 x 1-1/2
27.5 x 1.40
650 x 35B
40-584
26 x 1-5/8 x 1-1/2
27.5 x 1.50
650 x 38B
44-584
26 x 1-5/8 x 1-1/2
27.5 x 1.65
650 x 42B

 

のようになります。ETRTO表記で 584 なら確実に使えるってことですね。最近はアドベンチャーバイクがだいぶ流行ってきてワイドリムはじめ徐々にタイヤ幅をあげていく動きが流行っているので、あまり太すぎるタイヤはクリアランスなどの問題でインストールできないこともありますが、今回のランドナーでは42bまでは食えるようにしてもらったので、表はここまででいいか。そうか、42bってタイヤ幅が44mmもあるんですね(;・∀・)

  さて、スペアタイヤどうしようかな、と、やっと前向きに探せそうです。