【完走レビュー】BRM708群馬600 西会津の山並みと日本海
概況
- AJ群馬主催。スタートはいつものよしおか温泉。前年は天候に恵まれ、気温も風も穏やかだったが・・・今年も天気に恵まれたと言えば聞こえはいいが、恵まれすぎだ。なにしろ暑かった。ただひたすらに暑かった。直射日光が肌に突き刺さる。DNFが15名ほどいたようだが、この暑さではむべなるかなである。
- 今回は微細なキューシートの調整は入ってるようだが、2016年と同じと言って差し支えない。毎年のことながら西会津の素晴らしい山並みと新緑、どこまでも透き通った清流を堪能できた。惜しむらくはその清流で水浴びできなかったことである。どんなに気持ちよかったことか。
Ride With GPS
TL
総走行距離 | 到着予想時刻 | 到着時刻 | PC時刻 | 実走マージン | |
31.7km | 6:30 | パス | - | - | |
63.6km | 8:30 | 8:30 | - | - | |
69.2km | 9:00 | 9:00 | - | - | |
84.6km | 10:00 | 9:35 | 10:40 | 1h05min | |
136.5km | 13:30 | 12:40 | - | - | |
164.2km | 15:00 | 14:10 | - | - | |
197.4km | 16:45 | 15:50 | 18:12 | 3h07min | |
266.7km | 21:30 | 19:55 | 22:48 | 2h53min | |
376.3km | 03:00 | 03:55 | 06:08 | 2h13min | |
465.9km | 10:30 | 09:50 | 12:08 | 2h18min | |
518.5km | 14:00 | 記録なし | - | - | |
543.6km | 17:30 | 16:35 | - | - | |
601.5km | 20:00 | 19:20 | 21:00 | 1h40min |
ウェアリング
ヘルメット: Giro AEON + HW-933XG
ジャージ:THE Radavist(着替え:アソス USAジャージ)
インナー: モンベル ドライメッシュ Tシャツ
ビブショーツ:アソス T. チェント_s7
グローブ:アソス サマーグローブ_s7
ソックス:アソス チェント ソックス EVO8(着替え:USA CYCLING ソックス)
シューズ:シマノ SH-CT71
バッグ:アソス GTA スパイダーバッグ
ウィンドブレイカー:モンベル ストレッチウインドパーカー
レインウェアトップス:モンベル サイクルレインジャケット
レインウェアボトム:モンベル サイクルレインパンツ
詳細
- 前半はGPSデータのミスコースにより、ペースダウンしている。昨年より10分遅れ。トンネルが涼しくて気持ちよい。
- もう明らかに梅雨明けした夏本番の日差しである。とにかく暑い。このあとの広域農道の水路で水浴びをした。気持ちよかった。
- 前回の栃木300でも走った湯西川温泉付近。いつ見ても絶景だ。
- 道の駅たじまは意外と食べ物がなかった。ちょうどお昼時だから期待していたのに・・・店も回転よろしくなさそうで、おいなりさんくらいしかなかった。すぐさきにヤマザキショップ会津高原店があるのでそこで休憩のほうがいいかもしれない。
- PC2は目の前にベンチがある。休憩はここでするのが◯。ゴミはすぐさきにファミリーマートが出てくるため一度持って走ってしまって、そこで捨てれば良い。
- 大峠、登りながらこれだけトンネルが続くという相変わらず罪深い峠だ。道は広くて走りやすいが大型がかっ飛んでいるためそれなりに怖い。とにかくこのルートは目立ってナンボである。
- R113はこのルート最悪の区間と言っても良い。下り基調のこともあって、こちらも飛ばしているすぐ横を大型トラックが超スピードでかすめ飛んで行くという、クレイジーな道路。しかも悪路のためジェットコースターさながらである。慎重に慎重に。
- ファミリーマートとセブンが並んである。お好みで。R113では数少ない補給ポイントである。前年はここで仮眠した(ローソンだったけど潰れちゃったのかな)が今年はそれほどでもなかったのでドリンクの補給だけして出発した。
- R113から左折して、しばらくいくとたくさんバスの停留所があり、ランドヌールで軒並み埋まっていた。僕も停留所で仮眠しようと思っていたが、空いていなかったのでw、公民館のようなところの玄関先にベンチがあったため少し横にならせてもらった。30分ほどだがぐっすり眠れてだいぶラクになった。ありがとう。
- 後に調べたら336㌔付近の「坂井公会堂」でした。お世話になりました。
- といっても僕がいちばん眠くなるのは夜が明けてから。明るくなると安心するからか、眠くなってくるようだ。3年連続で休ませてもらっている場所。静かで屋根付き、トイレ、水飲み場もあって深夜の健康ランドよりもよほど健全である。ここでは1時間ぐっすり寝て、着替えて、たっぷりシャモアクリーム塗り直して、歯磨きして、すっきりとリスタートできた。ありがとう。
- 三国峠、今回は途中のファミリマート湯沢奈良山店でいっしょになった方とゴールまでいっしょに走ることになった。暑くて暑くて1人じゃ心細いので・・・という申し出だったが、登りでは僕と同じくらいのペースだが、ダウンヒルと平地はなにしろ早かった。必死でついていった。
- なにがなんでもお風呂に入りたかったようでw それで速かったのね。僕も北村300で同じだったのでその気持ちよくわかります。昨年より30分以上速いタイムで到着。しかし最後のR17はツラかったっす・・・最終的には38時間14分で完走認定となった。お疲れさまでした。これで今年もSR取得です。
その他
- 暑かった。サーモスなかったら死んでた。これだけの暑さになるとフツウのボトルなぞあっという間にお湯になってしまう。夏であればサーモス二本でもいいかもしれない。ただ自転車用ではないため、飲むときにはきちんと停止してからにすること。乗りながら飲むと落車する。横着はするな。
- このルートはトンネル&トラック多い。テールライトは常時点灯を前提に。前照灯より尾灯のほうが重要だという認識を持て。
- 悪夢のR113とR17を乗り切ったオルトリーブのシートポストバッグ。これで堅牢性は証明された。強度が不安だったけど問題なさそうだ。これからもよろしく。リアのクリアランスのあまりないヒトにはお薦めです。オルトリーブは圧倒的にサドルバッグの利用率が高いんですけど、セラ・アナトミカにはアタッチメントが合わずに付かないんですよね。
- eTtrex30xのデータインポートの上限に関係すると思うが、RIDE with GPSのルートでは400以上はルートを二分割する必要がある。今回それで慌ててルートを作り直したところミスコースがいくつかあった。以後気をつけること。ルートラボならイケるんだけど、確かにファイル容量デカイもんな。
- 最後に困ったのは楽しみにしていたくるまやラーメンがやってなかったことである。日曜休みだなんて・・・途方に暮れていたボクの腹を満たしてくれたのは山岡家だった。ネギチャーシューメン、味濃いめ、麺硬め、脂多めでオーダー。チャーシューが想像よりも肉肉していたのがちょっとアレだったが、美味しくいただけた。次はノーマルラーメンのネギ&海苔ダブルでいこっかな。
【準備中】BRM708群馬600 西会津の山並みと日本海
とりあえずいろいろ準備
- 2015年は全然「のんびり」じゃなかったBRM516群馬600、2016年は好天に恵まれたBRM611群馬600に続く、3年連続の参加となる(だろう)AJ群馬主催のBRM708群馬600です。風光明媚なというのは誇張ではなく、素晴らしいルートです。
- 今回600㌔共にするパートナーは、Vivaloメイドなネオ・ランドナー「シネクドキ(synecdoche)」。 楽しみであります。
- ホイールのフレ取りとバランスは調整済み。
- 今回は前泊をルートイン渋川、後泊をいつものコンフォートホテル前橋としました。
Ride With GPS
【完走レビュー】BRM610宇都宮300
概況
RIDE with GPS
TL
総走行距離 | 到着予想時刻 | 到着時刻 | PC時刻 | 実走マージン | |
65.2km | 9:45 | 9:20 | - | 25min | |
72.0km | 10:15 | 9:40 | 10:48 | 1h08min | |
120km | 13:15 | 11:55 | 14:00 | 2h05min | |
202.3km | 17:45 | 17:45 | 19:28 | 1h43min | |
252.1km | 20:30 | 21:45 | 22:48 | 1h03min | |
304.6km | 0:30 | 0:54 | 2:00 | 1h06min |
ウェアリング
ヘルメット: Giro AEON + Bikeguy
ジャージ:narufuri サイクルジャージ
インナー: モンベル ドライメッシュ Tシャツ
ビブショーツ:アソス T. チェント_s7
グローブ:アソス サマーグローブ_s7
シューズ:シマノ SH-CT71
ウィンドブレイカー:モンベル ストレッチウインドパーカー
レインウェアトップス:モンベル サイクルレインジャケット
レインウェアボトム:モンベル サイクルレインパンツ
詳細
- PC1までは2016年の群馬600で一度走った会津西街道である。男鹿川の清流と新緑が美しい素晴らしい街道だ。斜度も交通量もさほどなく、これぞブルベ!という道である。群馬600では上三衣を左折するが、今回は右折して湯の香ラインに入る。なお会津西街道はトンネルが多くテールライトは日中でも常時点灯が良いだろう。
尾頭トンネル 65.2㌔ 920 本日最高峰 あとは下るだけ
- PC2まではなだらかな下り基調飛ばせる区間だ。那須付近で若干アップダウンはある。また交通量も増えるので注意されたい。PC2のすぐとなりには道の駅 東山道 伊王野があり、こちらで食事や休憩するほうが良いだろう。
ほぼPC2 120㌔ 1155 2時間貯金 コンビニ弁当より道の駅のお惣菜食べる。急がないしベンチでゆっくり生姜焼き弁当たべるべさ
- PC2~PC3間は豪雨に見舞われて、何度も雨宿りをすることになった。というわけでイマイチどういうところだったか記憶がなく・・・まあフツウの街中だよな・・・。
- PC3は痛恨のミスコースをしてしまう。ミスコースというより、そもそもGPSルート自体を間違えていたわけだが気づくのが遅れ、6㌔もオーバーランしてしまった。GPSルートは面倒でもPC位置とルートを確認しておくことが必須である。
- 天気予報でも北関東は荒れ模様ということだったが、さすがにあそこまでとは思わなかった。直前でレインウェアをサドルバッグに入れた自分をホメたい。この時期になるとそのまま走るランドヌールもいるが、僕にはちょっと厳しい。ブルベはどうしても天候の急変がある。何もなければウェイトでしかないレインウェアを上下で持っていくかどうか悩むには違いないが、迷ったら持っていくべきである。
- この時期でも夜になると途端に冷え込むので、僕は濡れることを極力避ける。アームウォーマー、ニーウォーマー、ウインドブレイカーを着込んで宇都宮まで走った。あんなにペラペラなのにあるとないとでは大違いだ。登り基調だが、意外なほど下りが多く、ありがたいことはありがたいがそれだけ身体が冷えることになった。
- 230km付近、国道33号線の思川にかかる橋の上で前方不注意の車と接触。宙を舞った。道路に横倒しになったまま、遠ざかるテールライトが見えて、これは轢き逃げされるな・・・と思い、車種をアタマに叩き込んでいた。自慢じゃないが、昔取った杵柄で、今でも公道を走るクルマの9割は車種判別が可能だ。まあちゃんと戻ってきたわけだが。
- 直線道路で見通しは良いはずなのに先方はカーステレオの操作に気を取られていたようで僕と接触するまで気づかなかったとのこと。こちらは尾灯に反射ベスト、足首に反射ベルトまでしているわけで、経験上、夜でも100m以上離れていても視認できる。直線道路のはずだが、カーステレオでなにをやっていたのか、Youtubeでも見てんの?
- 警察を呼びパトカー到着、事情聴取、事故処理班が来て現場検証、保険会社への連絡など、1時間半以上時間を取られた。幸いケガとバイクのダメージはさほどでもなく、いちおう主催者には事故に巻き込まれた旨は報告したが、最終的に定刻内での完走はできたのはよかった。
PC4 252.1㌔ 2145イロイロあってだいぶ時間オーバーだけど、なんとか完走します。
- なお、単独事故でもどのような事故でも必ず警察に連絡すること。事故証明がないと保険が使えないケースもある。
- また今回バイクのダメージはほとんどなかったのだが、半分はKCNC ライトホルダーのおかげじゃないだろうか、と思っている。通常はフロントにその名の通りライトホルダーとして付けるが、なかにはディレイラーガードとして付けるヒトもいて、僕もそのように運用している1人である。ガジガジに削れてしまって転倒の衝撃を物語っているが、コレがなければリアディレイラーが破損していた可能性は大きく、その場合自走不可能だったかもしれない。正規の使い方ではないかもしれないが今後もそのようにしたい。
- クリッカーではじめてのブルベだったが、いつも悩まされる親指の痛みもなかったし、なにしろ今回の様々な困難を乗り越えたことでとても信頼を寄せることになった。次の600でも使いたい。さすがにASSOSのLAKESシューズはブルベにはオーバースペックだと思っていたのだ。
- 今回のブルベはミスコース、大雨、事故対応と3つ重なる大きな経験ができたのは大変良かった。結果、18時間54分で完走認定された。