【これは】渋峠アタック【死んだ】

  今回はちょいと反省モードです。キツかった。

  もう一度言います。ホントにキツかった」です。

  渋峠に関して「絶景」ということはいろいろなブログなどで書かれていますが、難度についてはそれほど言及されていません。景色とコース難度がトレードオフされている、ということなのでしょうけども、僕のようなニワカローディーには全くトレードオフされていません。正直言って渋峠は相応の脚力がなければ「景色を楽しむ」ことはできません。キッパリ

  今回走ったコースは小野上温泉を起点とするコースで、往復130kmのヒルクライムです。そのため純粋に渋峠だけを登っているわけではありません。ルートラボを見ると、多くのコースは草津を起点にしているため、この場合の難度はまた違ったものとなるでしょう。しかし今回のコース上にある小野上温泉「さちのゆ」、郷原駅近くにある「パン工房 麦仙人」をはずすには抵抗がある魅力的なスポットであることも確かです。

  • 小野上温泉「さちのゆ」を起点とする往復130kmのヒルクライム前半の60kmほどは登り基調です。休憩や食事時間などを充分確保するのであれば10時間以上は見ておきたいです。
  • 小野上温泉から草津の40kmほどは足慣らしです。勾配1〜3%程度で延々と登り続けます。草津手前の5キロは7〜9%ほどと一気にキツくなります。
  • 途中にある「パン工房 麦仙人」にはぜひ寄ってください。本当に美味しいパンです。もちもち白パンにいちごジャムがたっぷり入った「ジャムパン」が最高です。あ、食べログには営業時間が8:00〜と書いてありますが、9:00〜に変わっています。
  • 草津交差点」にセブンイレブンがありますが、白根山に入る前の最後の補給ポイントです。ドリンクと補給食は充分に補充しましょう。
  • 天狗山と白根山のゲートを通過して、しばらく行くとロープウェーの「山麓駅」が出てきます。自動販売機とレストハウスがあります。簡単な食事とドリンクはありますが、菓子パンなどは売っていません。
  • 「山麓駅」からが本格的な渋峠アタックの開始です。山麓駅前のカーブを通過すると殺生石が現れ、一気に視界が開けます。日本国道最高地点までの残り10kmひたすら踏むだけです。
  • 道路の舗装状態は良好ですが、盛夏の週末ともなると交通量はかなりあります。バイク、観光バス、車。景色を撮るためなどに停車することもあるかと思いますが、充分注意してください。
  • 「高度が100m上がると気温が1℃下がる」というのはウソではありません。盛夏でも頂上付近は10℃くらいです。アームウォーマーやウインドブレイカーは必ず持参してください。
  • 悪天候にも注意が必要です。霧がよく出るところなので、ライトなども必ず持参すること。
  • 僕が訪れたときは白根山の火山活動が活発になり噴火警戒レベルが引き上げられたため、草津白根レストハウスは規制されていて、営業していませんでした。
  • 起点の小野上温泉さちのゆ」は安くて、とても良い温泉施設です。ゆっくり入って汗を流してください。

  コース難度は控えめに言っても中級者以上ですが、チャレンジし甲斐のあるコースだと思います。まあ草津あたりからアタックするほうが利口だとは思いますけど^^;;