【完走レビュー】BRM429宇都宮400 ランドネきたかん
概況
- AJ宇都宮主催。スタートは道の駅うつのみやろまんちっく村。温泉と宿泊施設もあるため前泊も可能。今回は宇都宮駅近くのスーパーホテル宇都宮に前泊した。ホテルからはクルマで20分ほど。
- 日中は晴天で夕方に雨、そこから回復して翌日も晴天だった。最高気温は30℃近くまであがったのではないか。いっぽう赤城山麓では3℃まで下がり、寒暖の差が激しいブルベとなった。
- 獲得標高は1,833mと少なめだが、かつて参加した(距離に関係なく)ブルベでは屈指のキツさだった。
ルートラボ
タイムライン
総走行距離 | 到着予想時刻 | 到着時刻 | PC時刻 | 実走マージン | |
91.3km | 12:00 | 11:28 | 13:04 | 1h36min | |
150km | 15:15 | 14:46 | 17:00 | 2h14min | |
198km | 18:30 | 18:10 | 20:12 | 1h58min | |
264km | 22:15 | 23:14 | 0:36 | 1h22min | |
294km | 2:00 | 1:09 | 2:36 | 1h27min | |
366km | 6:15 | 5:54 | 7:12 | 1h18min | |
416km | 8:15 | 8:36 | 10:10 | 1h34min |
ウェアリング
- ヘルメット: Giro AEON + HEAD WARS HW-933XG
- ジャージ:アソス iJ.インターミディエイト_s7
- インナー: モンベル ジオライン 長袖ハイネック 中厚手+夜は パタゴニアキャプリーン サーマルウェイト
- ビブショーツ:アソス ビブニッカーtK.607.FI.ミレ_s5
- グローブ:モンベル OutDry レイングローブ
- インナーグローブ:モンベル ジオライン3D サーマルインナーグローブ
- シューズ:アソス LAKE CX402 ワイド
- シューズカバー:モンベル サイクルレインシューズカバー
- レインウェアトップス:モンベル サイクルレインジャケット
- レインウェアボトム:モンベル サイクルレインパンツ
改めてモンベルのレインウェア系の威力がよくわかったブルベでした。新しく導入したグローブとシューズカバーも◯
詳細
- スーパーホテル宇都宮に前泊。仕事が午後半休だったため、宇都宮着は20時でした。最低7時間は寝ておきたいので22時には就寝。熟睡できました。スーパーホテルは安定ですね。
- TLをよく見ると日中は調子よく飛ばしていて2時間以上の貯金を作っていますが、PC3あたりから徐々にペースが落ち始め、PC4では予定時刻を1時間近くもオーバーしてしまっています。夜になって寒さが募り、着替えによるタイムロスとPC3~PC4間にある赤城山麓が想定以上にキツかったことが原因です。赤城はホントキツかったです・・・
- また日中調子よく走っていたため、夜は汗冷えに悩まされます。インナーの着替えは2枚持っていったのですが、ジャージ自体が汗を吸ってしまっていてせっかく着替えても程なく濡れてしまいます。これもなにかしらの対策をしないと・・・次からコインランドリーは仮眠所としてではなく、ちゃんと使うようにします。
- 結局汗冷えで寒いので、いっそのこと4月以降は半袖+アームウォーマーでいいんじゃないかと思いはじめました。ヘタに防寒していることが裏目に出ている可能性大。
- eTrex30xの調子がイマイチなのか、途中で電源が落ちてしまうことが数回ありました。400以上はスペアのGARMINはないとダメかもしれないですね。
- 獲得標高はさほどでもないクセに妙にツラいコースでした・・・というのは前回の花園200でもコメントしたような。。ブルベの難度は獲得標高だけでは測れないですね、というのが改めてわかった気がします。今まで走った限り、北関東の特徴は「寒い」「なにもない」の2つ。関東だと安心していくと裏切られます。
- 古河駅付近から西廻りのランドヌールたちとすれ違います。先頭の人は早いですねぇ。みんなで励まし合いながら進んでる、というのは勇気づけられます。
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また古河駅付近では雷雨に降られてフル雨具に着替えます。飛び込んだ先は老人ホーム。突然飛び込んできたランドヌールにも、快く雨宿りさせてくれた施設の方に感謝。
- 本格的なヒルクライムに入る前、大間々にあったマクドナルドで大休憩。甘いものが食べたかったんだけどアップルパイがなかったのでミニケーキを。
- 赤城山麓はキツかったです。それと暴走族に絡まれました。このクソ寒いなんにもないところになんで族なんているんだよ?と思いましたが、とにかくいます。しかもそれなりに気合入ってそうな連中です。ダウンヒル中&すぐPCだったからまだよかった・・・。ヒルクライム中とかだったらどうなっていたことか・・・皆さんお気をつけください。スタンガンとか持ってったほうがいいのかw
-
PC5まではトレインに乗って調子よく飛ばしてきました。ずっと前のヒトを追いかけていたので、前橋、高崎あたりの記憶がほとんどありません。群馬県庁超デカイというくらい。PC5に到着するころには深夜1時をすぎ、本格的に眠くなってくる時間帯なのに魔の本庄〜羽生間に突入します。この区間は何度か走っていますが、マジメになにもないです。いくつかイートインスペースのあるコンビニはあるんですが、深夜はどこも使えません。最終兵器のコインランドリーすらありません。気をつけましょう。早くPC6着きたい・・・と一心に願って進みました。
- ところが、ここで問題が起こります。キューシートの360km地点にPC6がありません。まあ多少後ろになることはよくあるもんな、と進みますが、なかなかない。あれ??と思いながら進むと、結局366km地点でした。いくらなんでもこれはズレ杉じゃない?(;・∀・)
- 当然のことながら、ゴールも410kmではなく、416kmということになりました。さすがに4%もオーバーランさせるのどうよ・・・と思うんですが、、、まあそれは100歩譲って良いとして、せめてキューシートは正しいものを提供してくださいよ。主催者のもっともたいせつな努めじゃないですか。
- ゴールのうつのみやろまんちっく村では、宇都宮ブリッツェンのサイクルピクニックというイベントをやってます。まともなリア充向けイベントです。ワイワイ楽しそうなのを横目にランドヌールは端っこでちょこちょことゴール受付を済ませます。装備が違いすぎるwww
- 結果、25時間26分で完走認定。今までの400ではいちばん時間のかかったブルベでした。でも大きな怪我もマシントラブルもなくゴールできました。それにニューバイクでの初実戦完走です。素直にウレシイ。GOAL! 416㌔ 2525 かつてないキツいブルベでした。向かい風に始まり、赤城山で削られ、寒さにやられ、暴走族に絡まれました。群馬はホンマ秘境やでぇ
- 道の駅うつのみやろまんちっく村には湯処あぐりが併設していて、これが実に素晴らしい。このためにまた走ってもいいな、というくらい良いお風呂でした。次はここに泊まるのありですね。無料券もいただいたのでたっぷり湯浴みをして、休憩所で2時間くらい寝ました。とても気持ちよかった。