BRM212東京600 とことん沖縄 反省会φ(..)メモメモ

概況

  • R東京主催。最初は沖縄くんだりまで行くわけないだろうと、エントリーしつつも内心はDNSする気マンマンだった。ところが日にちが近くなるにつれて楽しみにしている自分に気づくが、そのぶん天気予報は崩れていった。
  • 那覇を起点に沖縄本島東側を一往復して、糸満経由で那覇に戻り、本島西側を一往復するルート。特に往路となる東側は自然景観豊か、と言えば聞こえはいいが、未開地に近い。辺野古以北は民家すらない。
  • 獲得標高は5,150mとあるがダマされてはいけない。特に北部やんばる地方はツール・ド・おきなわのチャンピオンコースに設定されているほど凶悪なルートである。自販機もまばらになるため補給はマメに行う必要がある。標高250m程度だがノコギリの歯のように急峻な峠が続き、夜間はクルマも街灯もないため非常に暗い。トラブルになってもすぐに駆け付けられる場所ではないため落車などしないよう注意されたし。
  • 2月の沖縄は本州とは比較にならないほど暖かった。最低気温でも20度はあったのではなかろうか。しかし天候は不順で晴れ間はほとんどなく、雨こそ降らないもののずっと曇天だった。また海からの風が強く、気力体力ともに消耗させられた。地元民曰く、2月の沖縄はだいたいこんな調子だそうで、特別このときだけ天気が悪いというものではないようだ。

TL

  • 確認中

ウェアリング

  • ヘルメット: KASK MOJITO + ヘルメットライト
  • ジャージ:アソス iJ.インターミディエイト_s7
  • インナー: モンベル ジオライン 長袖ハイネック 薄手
  • ビブショーツ:アソス ビブニッカーtK.607.FI.ミレ_s5
  • グローブ:Shimano フルグローブ(インナー無し)
  • シューズ:アソス LAKE CX402 ワイド
  • レインウェアトップス:モンベル サイクルレインジャケット
  • レインウェアボトム:モンベル サイクルレインパンツ
  1. ウェアリングはこれで全く問題なかった。最低気温が15度くらいまでならいけそう。10度以下でなるようならサイクルレインジャケットはアソスのストームプリンスにすべきだろう。

詳細

  • PC1まではほとんど問題はない。確かに交通量は多いが那覇を抜けるまで。ブリーフィングで沖縄の運転は危険で動きが読めないと注意があったが、それほど気にならなかった。単純に自転車に慣れていないという印象。個人的な運転マナーのワースト1は伊豆大島。あそこに比べればはるかにマシであろう。
  • PC2までは標高100〜250の峠が連続する。イメージは伊豆に近いが勾配がキツく、下りの恩恵も受けづらい。海岸沿いは向かい風がキツく、内陸に入ると坂がキツい。休めるところがない過酷な区間である。
  • 心身ともにヘロヘロになりながらのPC3到着はクローズ30分前。あれほどLAWSONの看板が光り輝いて見えたことはない。休憩して出発したときにはクローズ10分前だった。借金生活に突入である。
  • 那覇まではPC3から約100km。次の通過チェックからも60kmある。なんとかブルベ速度15kmを維持しても6時間以上かかる計算。PC3を出発したのが21時なので到着予定は4時。那覇は4時に出発しないとPC5のクローズに間に合わない。この時点で仮眠時間はおろかホテルに寄って荷物整理する時間が持てるかどうかもビミョウになってしまった。
  • とにかく眠くてペースがなかなかあがらず、260kmほどのうるま市付近で23時をまわってしまう。目の前にあったのは24時間営業のマクドナルド 石川店。なにはともあれ仮眠しようと飛び込んだ。
  • 起きると0時を回っている。PC4までは60kmあるが猶予は3時間しかなく、この時点でDNFを決意した。
  • とにかくこのブルベ、難易度が高いことには間違いない。「沖縄だったら暖かいだろう」と甘い気持ちで行ったことが悔やまれる。充分に鍛えて、シュミレーションを重ねないとクリアは難しいのではないだろうか。
  • とにかくポイントはPC3に20時前に戻ってこれるか、である。これができれば那覇で仮眠できる時間が作れる。しかしここまではもっともキツいやんばる区間を走破しなければならないので、これをどう攻略するかである。
  • 道路状況は想像よりもずっと良く、路面が荒れていることも、轍も少なくとても走りやすかった。素晴らしい。ただ地元民曰く道路にサンゴの成分が混じっていることもあり雨の日はスリップしやすいそうだ。今回は雨はほとんど降らなかったので実感していないが。なお、東側往復でDNFしてしまったため、西側は不明。
  • なんだかんだで雨は降らずじまいだった。グローブからシューカバーまでレインウェアはフルコンプリートしていたが、ただのウェイトになってしまった。仕方ないが。

その他

  • 想像するだに恐ろしいが、もし今回雨だったと仮定した場合、難度はさらにあがるだろう。雨になると沖縄の道は滑りやすいというから落車の危険もあがる。実際に乾燥していれば気にならなかったが。いずれにせよもし北部にいて雨が本降りになったらと思うと…震える

  • 今回はジェットスターで行ったが、手荷物のチェックはかなりいい加減である。重量も大きさもチェックなんかしない。明らかにNGなものを禁止するくらいではないだろうか。あまり気にしないで持てるものを保ったほうが良い。今回重量を気にして荷物を最小限にして滞在中の服に困ったが、そんな必要はなかった。

  • シクロエクスプレスは佐川急便との連携の悪さがあり、復路は手間取ってしまった。時間になっても集荷に来ないのだ。最寄りの佐川急便に問い合わせしたところ、なんと注文が入っていないとのことだった。慌てて集荷に来てもらったが1日ホテルにカンヅメだった。次回からは直接佐川急便に頼むか、時間確認などしたほうが良いだろう。特に往路はギリギリのタイミングだと間に合わない可能性もあり、余裕をみたスケジュールを組むこと。

コース

  • BRM212東京600 とことん沖縄 Start〜PC2まで

BRM1011群馬200絹遺産 反省会φ(..)メモメモ

概況

  • AJ群馬主催。実は意外と楽しみにしていた。はじめてのブルベがAJ群馬主催だったからかもしれないが、愛着がある。ヘンな慣れ合いがないのも心地よい。
  • 獲得標高は1,038mと程よい。適度なアップダウンがあり、飽きさせない。
  • しばらく好天だったが、なぜかこの3連休の中日だけ雨というピンポイント攻撃。午前中は雨、午後からは回復する天気予報が的中。雨が本降りになってしまったことに閉口したが、PC1到着時には雨はあがった。
  • コース全体は、富岡製糸場などの世界遺産も通過チェックとして抑える。フォトコントロールのためムダに時間がかからない。時間の余裕も取りやすい配分なので、近辺のグルメスポットなど調べておいても良さそう。気温もちょうど良く、時期、内容ともに良コース。

TL

  • 確認中

ウェアリング

  • ヘルメット: アソス JINGO
  • ジャージ:アソス iJ.インターミディエイト_s7
  • インナー:Craft 長袖
  • ビブショーツ:アソス ビブニッカーtK.607.FI.ミレ_s5
  • シューズ:アソス LAKE CX402 ワイド 
  • レインウェア:アソス rs.ストームプリンスEVO
  • レインウェア:モンベル サイクルレインパンツ

詳細

  • 集合は道の駅よしおか温泉。いつも駐車場の場所で悩むw
  • PC1が最高標高だが、大したことはない。ここまで見覚えがあったのでAJ群馬では定番コースだと思われる。地味にキツかったのはPC3に至るまでの地味な登りだ。1%程度の登りが続く。体力を奪われることことよりもペースがあがらないことがストレスだった。PC3以降は下り基調になるため一気に挽回できる。
  • 通過チェックは3つ、PCが3つ。通過チェックは全てフォトコントロール。田島弥平旧宅が路地裏にあるためわかりづらい。Google Mapなどで事前の確認が必要だろう。
  • PC1までは少々ハイペースだが、PC2以降はかなり余裕のあるペース配分になっている。PC2までに通過チェックが集中するため食事ポイントを抑えておきたいところ。ちなみに今回はコメダ珈琲本庄店で食事をした。
  • 雨はPC1到着のころには止んでおり、この時点で上着は脱ぐ。泥はねと気温が少し低かったこともあり、レインパンツは履いたまま(結局このまま走りきってしまった)。レインウェアを持ってきたのは正解だった。
  • 富岡製糸場世界遺産に登録されたためか、ものスゴい人出。自転車を降りて歩かなければいけないほど。近辺に食事処も多いがどこも満員。少し離れれば人が減るので予め調べておいて食事するのがよさそう。
  • 群馬は相変わらず路面状況が良くないところがある。轍が大きかったりなど。注意が必要。今回は3連休中日ということもあってか、商用車(トラックやダンプ)が少なかったので走りやすかった。
  • 結果、11時間40分 で認定。

その他

  • G-SHOCKを忘れた。持ち物リストに追加。PCストップをタイム・コントロールは必須。
  • 今回もレンタカーで出動。割引券を忘れて10,000円弱。2時半ぐらいに家を出てちょうどよかった。往復で230kmほどだが、東京外環から関越に入れるので快適。渋滞にだけは気をつけたい。夜はむしろ温泉にでもゆっくりつかって、遅めに出るほうがよいかも。

コース

【試走レポート】アソス LAKE CX402 ワイド 2015モデル

  使ってみなくちゃわからねぇってことで、先日購入した LAKE CX402 ワイド でブルベに出場してきました。走るは、AJ群馬主催の BRM1011群馬200絹遺産 です。三連休の中日と絶好の日程でしたが、あいにくの雨予報。正直、実戦投入は迷いました・・・。

  集合時間にはぽつぽつ降っていた程度でしたが、スタート時にはレインウェアを着るくらい本降りに。レインウェアは用意していたものの、ここまで本降りになるとは想定外。シューズカバーはありませんでした。しかし、世の中は良くしたもので、PC1に到着するころには止んで晴れ間も出てきました。その後は雨に降られることなく、雨中での使用が4時間ほど、晴れが7時間ほどで、11時間ほど履いていました。ということを前提にですが、、、

 

  まず、防水機能はありませんw

 

これはレインシューズ以外は同じ(レインシューズでもスペシャライズドのDefroster Roadの防水性能もけっこうアレでしたが)ですよね。アソスの紹介ページでは、多少の撥水機能はあるようですが、まとまった雨では機能しません。まあ、そらそうだ。

   次に、こっちが本論ですが、僕は典型的な「甲高、幅広」で、いま使っているスペシャライズドのExpert Roadでは親指や甲が締め付けられて、長距離走ると痛みが出ます。PCではできるだけシューズを脱いでるのですが、時間的余裕もなく。100kmくらいならごまかせるですが、200kmあたりからはごまかせないくらいの痛みになります。

 

   LAKE CX402 ワイド ではいっさい痛みは出ませんでした。

 

  痛みがないから、ストレスがないだけではなく、チカラも入れられる。とても快適でした。  300km、400kmと距離を重ねていくと痛みがどうなるかは、まだわかりませんが、期待して良さそうです。ただ、かなり余裕のある甲に対し(熱成形を何度かしてフィッティングを詰めていくことで解消されるかもしれませんが)カカトはかなりタイトなんです。これ新発見なんですけど、

 

カカトを刺激されるとウ◯コしたくなるんですねぇ。

 

  ボクだけかもしれませんが・・・ まあこのへんは今後の追い込みかなぁと。

 

  次に、CX402はいわゆる革靴です。革は水が大敵です。だから今回のような雨はご法度のはず。ところがAPSTの紹介文には、

「また、土砂降りの中、長時間走らざるを得ないような場合で、革にたっぷりと水分を含んでしまった場合でも、新聞紙などを詰めるなどし、きちんと水気をとって型崩れを防ぎ、陰干しして乾かせばOK。以降の使用も全く問題ありません。(APST店長、このシューズで何度もずぶ濡れになっています。)」

  のように書かれていて、ホントかよ?と思っています。今回は数時間でしたが、けっこういい雨でしたし、そのあとは晴れて泥がこびりつく、という過酷な状況でした。言質を取るいい機会です。ダメになったら「ダメやないかい!」と店長にツッコミを入れておきます。

  ところが・・・

  おおー!アレだけの雨の中走ったのに思いの外、キレイだ!

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  後処理としては、ざっと洗濯用洗剤で水洗いした後、ウエスを巻いたシューキーパーをツッコんで、ベルトを〆て型崩れしないようにしつつ、水分を早めに吸収させるようにしました。1日ではさほど乾いていなかったので、ウエスを交換して、もう1日。

計2日陰干ししたところの写真です。

 

  • カッチョイイいいシューズが ( ・∀・)イイ!! というヒト
  • ヒトと違うシューズが ( ・∀・)イイ!! というヒト
  • Boaじゃなきゃやだ!というヒト
  • 「甲高」「幅広」のヒト
  • 長距離走ると足の痛みに悩まされているヒト

  このような方には、 CX402 ワイド オススメできそうです。

  残念ながら、APSTでは品切れになっていますが、唐突に入荷することもあるみたいなので、問い合わせしてみるのがいいかもしれません。

 

  最後に1つだけ。このシューズ、ものスゴく歩きづらいです。それだけは気をつけて。DNFしたとき、大変かもよ。