【試走レポート】アソス LAKE CX402 ワイド 2015モデル
使ってみなくちゃわからねぇってことで、先日購入した LAKE CX402 ワイド でブルベに出場してきました。走るは、AJ群馬主催の BRM1011群馬200絹遺産 です。三連休の中日と絶好の日程でしたが、あいにくの雨予報。正直、実戦投入は迷いました・・・。
集合時間にはぽつぽつ降っていた程度でしたが、スタート時にはレインウェアを着るくらい本降りに。レインウェアは用意していたものの、ここまで本降りになるとは想定外。シューズカバーはありませんでした。しかし、世の中は良くしたもので、PC1に到着するころには止んで晴れ間も出てきました。その後は雨に降られることなく、雨中での使用が4時間ほど、晴れが7時間ほどで、11時間ほど履いていました。ということを前提にですが、、、
まず、防水機能はありませんw
これはレインシューズ以外は同じ(レインシューズでもスペシャライズドのDefroster Roadの防水性能もけっこうアレでしたが)ですよね。アソスの紹介ページでは、多少の撥水機能はあるようですが、まとまった雨では機能しません。まあ、そらそうだ。
次に、こっちが本論ですが、僕は典型的な「甲高、幅広」で、いま使っているスペシャライズドのExpert Roadでは親指や甲が締め付けられて、長距離走ると痛みが出ます。PCではできるだけシューズを脱いでるのですが、時間的余裕もなく。100kmくらいならごまかせるですが、200kmあたりからはごまかせないくらいの痛みになります。
LAKE CX402 ワイド ではいっさい痛みは出ませんでした。
痛みがないから、ストレスがないだけではなく、チカラも入れられる。とても快適でした。 300km、400kmと距離を重ねていくと痛みがどうなるかは、まだわかりませんが、期待して良さそうです。ただ、かなり余裕のある甲に対し(熱成形を何度かしてフィッティングを詰めていくことで解消されるかもしれませんが)カカトはかなりタイトなんです。これ新発見なんですけど、
カカトを刺激されるとウ◯コしたくなるんですねぇ。
ボクだけかもしれませんが・・・ まあこのへんは今後の追い込みかなぁと。
次に、CX402はいわゆる革靴です。革は水が大敵です。だから今回のような雨はご法度のはず。ところがAPSTの紹介文には、
「また、土砂降りの中、長時間走らざるを得ないような場合で、革にたっぷりと水分を含んでしまった場合でも、新聞紙などを詰めるなどし、きちんと水気をとって型崩れを防ぎ、陰干しして乾かせばOK。以降の使用も全く問題ありません。(APST店長、このシューズで何度もずぶ濡れになっています。)」
のように書かれていて、ホントかよ?と思っています。今回は数時間でしたが、けっこういい雨でしたし、そのあとは晴れて泥がこびりつく、という過酷な状況でした。言質を取るいい機会です。ダメになったら「ダメやないかい!」と店長にツッコミを入れておきます。
ところが・・・
おおー!アレだけの雨の中走ったのに思いの外、キレイだ!
後処理としては、ざっと洗濯用洗剤で水洗いした後、ウエスを巻いたシューキーパーをツッコんで、ベルトを〆て型崩れしないようにしつつ、水分を早めに吸収させるようにしました。1日ではさほど乾いていなかったので、ウエスを交換して、もう1日。
計2日陰干ししたところの写真です。
- カッチョイイいいシューズが ( ・∀・)イイ!! というヒト
- ヒトと違うシューズが ( ・∀・)イイ!! というヒト
- Boaじゃなきゃやだ!というヒト
- 「甲高」「幅広」のヒト
- 長距離走ると足の痛みに悩まされているヒト
このような方には、 CX402 ワイド オススメできそうです。
残念ながら、APSTでは品切れになっていますが、唐突に入荷することもあるみたいなので、問い合わせしてみるのがいいかもしれません。
最後に1つだけ。このシューズ、ものスゴく歩きづらいです。それだけは気をつけて。DNFしたとき、大変かもよ。