ロードバイクのタイヤサイズはETRTOがいちばんわかりやすいです( ゚д゚)ハッ!
そろそろNEWバイクのランドナーが納車されるので、徐々にスペアパーツの発注やら準備なんかを進めていますが、なんだかタイヤサイズがよくわからんことになってます。700Cであればほぼ迷うことはないと思うんですが、今回のランドナーでは650bを採用しました。これが、よく調べてみるとなかなかカオスなサイズ展開となってます。
そもそも26インチではじまるタイヤにはなんと5つもの規格があります。
650
650A
650B
650C
26
これらサイズは全て区別しなければいけません。なぜかというと「タイヤ内径が違う」からです。「タイヤ内径が違う」=「ホイールサイズが違う」ことになります。
上にあるように、例えばボクにはおなじみの650Cのタイヤ内径は571mmですが、650Bのタイヤ内径は584mmで、13mmも差があります。同じ650だから・・・程度で購入すると使えません。650Bのほうが「タイヤ内径が大きく」、端的に言えば「ホイールが大径化している」ということなります。
またややこしくしているのが、表記の差です。
僕らがもっとも親しんでいるのは「フレンチ表記」ですね(700*23Cとか)。これはタイヤ外径とタイヤ幅をミリ表記したものです。そして「インチ表記」これはタイヤ外径とタイヤ幅をインチ換算したものです。ようはどちらの表記もタイヤ外径とタイヤ幅を表記してるに過ぎないわけで、実は大雑把な表記です。また、見誤りやすい表記でもあるので、サイズ展開が多いと誤って購入してしまう可能性が大きいわけです。
そこで、登場するのがETRTO(エトルト)表記です。ETRTOはタイヤ幅とタイヤ内径(ビート座直径)を表記しているので、フレンチ表記やインチ表記よりも確実なサイズ選定が可能です。ホイールサイズを基本にして表記すると、650Bの場合は・・・
インチ表記 | フレンチ表記 | |
26 x 1-1/2 27.5 x 1.40 |
||
27.5 x 1.50 |
||
27.5 x 1.65 |
のようになります。ETRTO表記で 584 なら確実に使えるってことですね。最近はアドベンチャーバイクがだいぶ流行ってきてワイドリムはじめ徐々にタイヤ幅をあげていく動きが流行っているので、あまり太すぎるタイヤはクリアランスなどの問題でインストールできないこともありますが、今回のランドナーでは42bまでは食えるようにしてもらったので、表はここまででいいか。そうか、42bってタイヤ幅が44mmもあるんですね(;・∀・)
さて、スペアタイヤどうしようかな、と、やっと前向きに探せそうです。