【DNF】BRM325日本400 小江戸巡り
概況
- AR日本橋主催。スタートは木場公園。両国駅まで輪行。20分くらいでしたが、錦糸町でもよかったかも・・・
- 2017年2回めのブルベ。土曜の天気予報はよかったものの、日曜は雪/雨予報でばっちり的中しました。詳細は後述。なにしろ寒くて各地で雪化粧がされたほど。
- 全行程を通じて獲得標高は980mとほぼフラットだが、フラットコースの宿命として概ね向かい風に悩まされた。
- 雨のため300km地点の高崎駅でDNF
ルートラボ
タイムライン
総走行距離 | 到着予想時刻 | 到着時刻 | PC時刻 | 実走マージン | |
83.4km | 18:00 | 17:30 | 18:32 | 1h02min | |
158.2km | 22:30 | 22:13 | 24:32 | 2h19min | |
199.8km | 0:30 | 0:47 | 3:20 | 2h33min | |
233.7km | 2:30 | 2:43 | 4:36 | 2h04min | |
252.7km | 5:15 | 2:43 | - | - |
ウェアリング
- ヘルメット: Giro AEON + HEAD WARS HW-933XG
- ジャージ:アソス iJ. SHAQ 6 UNO
- インナー: パタゴニア キャプリーン サーマルウェイト
- ビブショーツ:アソス LL.ボンカ(LL.716) FI.ミレ_S5
- グローブ:アソス ボンカグローブ_evo7
- インナーグローブ:モンベル ジオライン3D サーマルインナーグローブ
- シューズ:アソス LAKE CX402 ワイド
- シューズカバー:モンベル サイクルフットウォーマー ロング
- レインウェア:モンベル サイクルレインウェア
3月だからだいぶ寒さもマシになっているはず、、、でしたが、念のため真冬装備で挑んで正解。夜間はレインウェアを着込むくらい冷え込みました。
想定通り日曜朝方から雨が降り始めました。降ってもパラパラだろうぐらいのつもりでしたが、すぐに本降りに。朝方でただでさえ気温が低いところに雨の追い打ちを食らって本当にしんどかったです。今回はニューバイクではじめてのブルベ参戦で、(前向きに考えれば)冬、雨と重なったこのキツい条件下でベンチマークできて、いろいろなことがわかったのは良い教訓でした。
詳細
AR日本橋のスタートはミニマムでいいですねぇ。書類提出、ブリーフィングなし。サインするだけ。サッと集まってサッと走り出せます。
東京を抜けるまでは凄まじい信号峠。千葉に入って快走できるかと思ったら、ずっと向かい風でちっとも進みません。それでもなんとか1時間の貯金。
PC1から少し進むと佐原の小江戸溢れる街並みが広がります。情緒があっていいですねぇ。PC1で休憩取りすぎたため慌てて1枚だけ、写真に収めます。
PC2 158.2㌔ 2210 1時間20分巻き 何しろ寒い
ナイトライドになり、内陸部に入ったこともあって、気温もぐっと下がります。天気良かった分汗もかいたのでインナーを換えます。が、食事をして着替えして、、、となると、ここでも30分の大休憩。なぜかタイム・マネジメントが今回はだいぶおろそかになったのは、反省点です。
PC3 199.8㌔ 035 1時間55分巻き 寒い。風呂まであと33㌔ ガンガレσ(゚∀゚ )オレ
寒くて寒くてずっと温泉のことばかり考えていました。
PC4までの道のりは時間もあって寂しい道中が続きます。このあたりは1%にも満たない地味なアップダウンのせいなのか、Schmidtのダイナモハブの抵抗のせいなのか、なかなかスピードがあがりません。静かにふつふつとストレスがたまっていきます。
PC4は足利健康ランドが目の前で、慌ててスタートしたため写真がありません。
ところがここで痛恨のミス。
足利健康ランドを通過してしまいます。
原因は自作キューシートの距離を間違えてしまったためでした。本当はPC4と足利健康ランドは1ブロック程度しか離れていないのですが、自作キューシートには「PC4 233.7km」「足利健康ランド 240km」と記載されていたので、「あれ?ここから6キロも先なのか」と勘違いしてしまったのです。
風呂に入りたい一心で6kmを爆走。到着してみれば、そこは渡良瀬川の土手でした。さすがにおかしいと思ってGoogleMapを確認したときにはすでに遅し・・・・ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
6kmも戻れませんよ。それに若干温泉でそのままDNFしてしまうんではないか、という懸念もあり、であればそのまま進んでしまえ、と。
足利健康ランドに行こうとしたら通り過ぎてしまったでござる。いきなり通過チェック。252.7㌔ 0350 温泉入りたかったよ!(´Д⊂グスン
予定より大幅に貯金して到着。そりゃそうですよね。
つまるところブルベって体力云々ももちろんありますが、気持ちの持ち方がとても大切なんですよね。それが折れてしまうとリカバーがなかなか難しい(;・∀・)
そこに追い打ちをかけるように、通過チェックを出てほどなく雨が降り始めます。マジかよ、、、思ったよりもずっと早いじゃないか。
一睡もしないまま、高崎までのおよそ50㌔を本降りの雨の中を走行してぐったりしてしまいます。なにしろ前に進みません。ただでさえ重量級のバイクです。そこにパニアバッグが水を吸ってさらに重くなり、温泉に入れなかった僕にはもう手は残っていませんでした。
結局、高崎駅でDNF。残り100kmまで来たのに残念ですが、まともな休憩なしでこの冷たい雨のなか日本橋まで帰る気力は残っていませんでした。
さて、ここからはニューバイクのレビューです。
ブルベ初参戦でどうだったか。
まず☓な点から
- 重い。コレにつきます。前のレビューにも書きましたが、致命的なレベルです。納車されたときいくらなんでもちょっと重すぎやろ・・・とビビりました。ブルベぐらいならなんとかイケるかと思ってましたが、イケませんでした。これから軽量化計画を立てないとダメです。
- 新導入のパニアバッグ。思いの外、、、ダメですね(;・∀・) 輪行とパニアバッグの相性が悪いです。輪行自体の組み立てよりもパニアバッグの取付のほうが時間がかかりますし、実際に走ってから取付け位置を修正しなければいけない場合があり、とにかく手間がかかります。さらに僕が使っているマイクロパニアは非防水で雨が降ると水を吸ってしまい重量増の原因となります。
- これだけではありません。パニアバッグの取付にキャリアも必要です。このキャリア自体も重量増の原因ですし、独特な形状のためクイックスキュアーの種類も限られるなど、様々な方面で想定外の制約が出てしまいました。
◯もたくさん
- もっともよかったと実感したのはポジション。かなり快適でした。Daccordiでは手の痺れがよく起こりますが、今回はそれもありませんでした。下ハンも格段に握りやすくなりました。
- それからサドル。セラ・アナトミカ、ウワサ通りの逸品ですね。300ぐらいではほとんど尻の痛みを感じませんでした。今回は休憩のたびにしつこくオロナインH軟膏を塗りまくっていたので、その効果も大きかったのかもしれませんが。
- そしてディスクブレーキ。街乗りだけですが、雨での制動力は(晴天時の)80%は保持してます。これなら雨のダウンヒルも安心なんじゃないかな。
- ダイナモハブ&ライトは及第点でしょうか。Schmidt の Edelux II はかなり明るいです。コレとヘルメットライトで大抵の場面はOK。いっぽうギア一段分を(大げさかもしれませんが)発電に持っていかれるのをどう見るか・・・ですね。
- あと地味ですが、直前に導入したゼファールのフロントのマッドガード。かなり雨を防いでくれました。400以上のブルベでは必須装備になりそうです。
今後はとにかく軽量化が必要です。
- パニアバッグ(420g*2)とキャリア(380g)からサドルバッグ(325g)に交換することで▲895g
- タイヤをリエール(760g F/R)からグラベルキング(620g F/R)に交換することで▲140g
- ハブをSchmidt SON28 Disk(480g)からTNI エボリューションHUB(158g)に交換することで▲322g
合計で1,400gの減量ができます。このぐらいはやっておかないと・・・600は完走できなさそうです。