【完走レビュー】BRM611群馬600 西会津の山並みと日本海
概況
- AJ群馬主催。スタートはお馴染みのよしおか温泉。2015年の600もAJ群馬主催ののんびり新潟で(なんとか)完走している。前年はスタートから雨でキツかったが、今回は天候に恵まれ、気温も風も穏やかだった。その点は本当に感謝である。
- 今回は2015年のんびり新潟の前半部分、新潟に至るまでの道程を大きく変え、国道122号で北上、栃木日光まで、さらに鬼怒川温泉から国道121号(会津西街道)に分岐し、山形米沢に抜けるルートが採用された。峠越えも多かったが、とても魅力的なルートで清流と新緑が目に鮮やかだった。天気がよかったのでなおさらだ。
ルートラボ
TL
総走行距離 | 到着予想時刻 | 到着時刻 | PC時刻 | 実走マージン | |
31.7km | 6:30 | 6:28 | - | - | |
63.6km | 8:30 | 8:23 | - | - | |
69.2km | 9:00 | 8:50 | - | - | |
84.6km | 10:00 | 9:25 | 10:40 | 1h15min | |
136.5km | 13:30 | 12:25 | - | - | |
164.2km | 15:00 | 13:40 | - | - | |
197.4km | 16:45 | 15:35 | 18:12 | 3h22min | |
266.7km | 21:30 | 19:50 | 22:48 | 2h58min | |
376.3km | 03:00 | 04:11 | 06:08 | 2h03min | |
465.9km | 10:30 | 10:00 | 12:08 | 2h08min | |
518.5km | 14:00 | 13:42 | - | - | |
543.6km | 17:30 | 16:45 | - | - | |
601.5km | 20:00 | 19:38 | 21:00 | 1h22min |
- 最重視したのはPC5の「セブン-イレブン中越川口店」の到達タイムである。のんびり新潟では10:40に到着、友人とたまたま居合わせたため、出発が11:30近くになってしまい、最終PCのみなかみ後閑店に到着したのはクローズ30分前という、ギリギリのタイムラインであった。
- そこで今回はPC5の到着を必達タイムとして10:30にして、全体のタイムラインを組み立てた。これでだいぶ全体の運びが有利になった。
ウェアリング
- ヘルメット: Giro AEON + HW-933XG
- ジャージ:アソス SS. ケープエピックジャージ evo7(着替え:カンピオニッシモジャージ)
- インナー: モンベル ドライメッシュ Tシャツ
- ビブショーツ:アソス T. チェント_s7
- グローブ:アソス サマーグローブ_s7
- シューズ:アソス LAKE CX402 ワイド
- ウィンドブレイカー:モンベル ストレッチウインドパーカー
- レインウェアトップス:モンベル サイクルレインジャケット
- レインウェアボトム:モンベル サイクルレインパンツ
詳細
- 天気良く、気温も高かった。日中はとにかく暑かった・・・。冷凍のペットボトルを何本飲んだかわからない。夜間も20℃近くあったため、レインジャケットでは汗ばむこともあるくらいだった。しかしダウンヒル時には風も受け、涼しいのでアームウォーマー、ウィンドブレーカーが活躍した。
- 事前に綿密に走行計画を立てたのが功を奏した。4つの峠の目標タイム、休憩ポイントなどを盛り込んだ。400以上であれば次回以降でも作るべきであろう。
- 上記の走行計画を元にした簡易キューシートを作成、モンベルのマップケースに入れた。使い勝手も◯
- 前半の赤城、足尾(日足トンネル)はそれほど苦戦しておらず、オンタイム。いっぽう後半の福島と山形の県境の大峠を超えるのに苦労して貯金を消費した。
- さらにPC2〜PC3間、新潟県関川村に至る国道113号の路面コンディションは「最悪」。パンクどころか落車しないのがフシギなほどの酷道だった。大型トラックと雪でだいぶ荒らされている。TLを見るとわかるが、この区間で格段にペースダウン、貯金を消費している。本来は下り基調なのでペースアップを予定していた。街灯がないことは想定していたが、ここまで悪路だとは想定外だった・・・。
- 全般的にトンネルが多い。テールライトは常時点灯が良いだろう。
- 最長50kmほどだが、コンビニがない区間がある。ドリンクは2ボトルあると良い。軽い補給食も持ったほうが良いだろう。
- フロントライトはNITECORE P20&Volt700、ヘッドライトにジェントス ヘッドウォーズ HW-933XGで臨んだ。この三灯体制は鉄板の組み合わせ。今回も充分だった。
- テールライトはオムニ5とラピッド5の二灯体制。これもほぼ鉄板か。オムニ5は点灯時間60時間が魅力。ラピッド5は点灯時間が15時間とやや短いが明るいのが良い。深夜帯のみ使った。
- 薄手であってもアームウォーマーとウィンドブレイカーの威力は絶大。峠の温度低下、ダウンヒル対策に必ず持参のこと。
- 今回もホンマ健康ランドに寄ることはできなかった。なかなか走力が足らない・・・
- ラスボス三国峠。頂上の三国トンネルまでは登り始めから30km、おおよそ3時間30分〜4時間はかかる。またトンネル通過後は下り基調なるもまだ50km以上あることを忘れないように。600だと距離感覚がマヒしているが、直線距離にして東京〜成田に相当する。この区間に3時間。そのため三国峠を登り始めて、ゴールするには最低6時間、できれば7時間はみたい。
- 結果、38時間38分で完走認定された。